ホンダ修理事例

ホンダ NSX 全塗装及びガラス系ボディーコーティングG’ZOX
施工事例

今回、厚木市のお客様よりホンダ NSX(HONDA NSX)のオールペン(全塗装)及びガラス系ボディーコーティングG’ZOXの 施工依頼を受けました。
オーナー様は、板金匠ネットを見て、メンバーファクトリーであるエムワイオートにご来店いただきました。

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損傷状況


施工前のボディー状態は、特に大きなヘコミ等はなく、良く手入れされている感じでしたが、やはり経年による色落ちや、小さいものですが各所に塗装トラブルがあります。

リヤバンパーとフロントバンパーに変形と割れがあります。

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修理内容


作業は、付属品をばらしていく作業から始めます。
塗装の際(きわ)を外側から見えなくするために、フロントウィンドガラスもはずします。

フェンダーは塗装面が、1cm程タイヤハウスの内側に巻き込んでいて、泥よけのライナーパーツがかぶさっています。
そのため、泥よけもはずします。

主要なパーツをばらし、並べるとこんなにスペースをとります。他にも置いてあり、3ベイ分つぶれました。

塗装の下処理で、「足付け」作業です。スコッチブライトとスカッフソフトを使い、♯1500相当のキズを付けていきます。
塗料は、乾燥した後この傷に絡みつくようにパーツ上に存在するので、この作業はとても重要です。

塗装ブースにて、実際の塗装作業に入ります。
ドアを開けた際、露出してしまう内側の塗装も行います。

各パーツの塗装です。

最後に本体の塗装をします。
充分な足付けを行った後、シリコンオフによる脱脂、マスキング作業と進めていきます。

ボンネットには飛び石痕、左ドアには旧塗料の反応トラブルがあり、それぞれ修理してプライマーサフェーサーを施して塗装に入ります。

本体部分の塗装です。塗装ブースにて気温、湿度、対流速度を一定にして2段階で2色を塗ります。
まずボディー側を養生して、ルーフ部分を塗装します。
一定時間乾燥させ、今度は逆にルーフを養生紙で覆い、ボディー側の塗装をします。
2色の色が入ったら、ブース内を65℃にして1時間加熱乾燥させます。

塗装後、ポリッシャーにて仕上げます。

各パーツを組付け、全装置の動作確認をして完成です。
ちなみに組付けは、ばらし作業よりも時間が掛かり1日3時間を4日間、合計12時間ほどかかってしまいました。

塗装作業後、ガラス系ボディーコーティングG’ZOXを施工します。
塗装担当が仕上げたボディー表面を、更に細かいコンパウンドで仕上げていきます。
ポリッシャー後にできる丸いうす傷を除去しています。(バフ目とかポリッシャー目と呼ばれるもの)

エムワイオートでは、高級コーティング剤の性能を最大限に引き出す方法として、塗装ブースにて60分間加熱乾燥を施します。
コーティングの耐久性能が、大幅に向上します。

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修理結果


完成です。
同じカラーコードで、しかも入庫時に同車とのマッチングをしている塗装なのですが、あきらかに明るさが増しています。
同色オールペンならではの実感です。

赤や黒のボディー色は、キズが目立ちやすく「バフ目」も処理が悪ければ、当然表現されます。
今回時間をかけて仕上げ処理ができましたので、ほぼ「バフ目」も解消されています。

今回、ホンダ NSX(HONDA NSX)のオールペン(全塗装)及びガラス系ボディーコーティングG’ZOXの 施工代金は、税込545,449円でした。
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このたびは、エムワイオートをご利用いただきまして誠にありがとうございました。(金井)

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