今回トヨタ ベルタの左側面をご自宅マンションの壁に擦ってしまったそうです。 電話にてお問合せがあり、出張見積り後入庫が決まり、無料代車をお持ちして引き取りに伺いました。
損傷は左リヤドア、左リヤクォーターパネル、リヤバンパーです。 左リヤドアのヘコミは特にひどく、ドアハンドルの下ぐらいまで鉄板の折れが確認できました。 今回お客様は車両保険を使わず、自費での修理ということでしたので、予算の都合上リヤドアは新品パネルに交換せず、板金作業となりました。
損傷箇所の塗装を剥離して板金作業に入ります。 パテ処理がなるべく薄く施工できるように、鉄板レベルでの形成を的確に行います。
リヤバンパーは樹脂パーツなので、ドアなどの鉄板パーツの加工とは、かなり違った方法をとります。 まず擦り傷を削り落とし、変形してしまった箇所にヒートガンで熱を加えながら変形を修正していきます。
板金作業完了後、専用塗装ブースにてゴミやホコリを付けないように慎重に塗装します。
塗装後はブース内を65℃にして60分間加熱乾燥させます。
塗装作業後付属品を組み付けて修理完了です。 洗車、室内クリーニング後納車にうかがいました。 今回広範囲のパテ作業になりましたが、使用した材料の痩せや、塗装の劣化等が発生しないように細心の注意を払い作業をしました。 エムワイオートでは、「ワンオーナー永久保障」制をとり入れております。修理箇所で何か少しでも気がついた点がありましたらお申し付けください。 このたびはエムワイオートをご利用いただきまして、誠にありがとうございました。